ライカでやってしまう失敗パターン10選

ライカでやってしまう失敗パターン10選

ライカが好きでライカを持つと、ついやってしまう「失敗」があります。それはライカが好きだからこそ、もしくはライカというちょっと変わったカメラだからこそ起こる失敗でもあります。ライカでついやってしまう失敗パターン10選と題して、あるあるネタを記してみました。

【失敗その1】ライカか、ライカ以外か、を軸にしてしまう

【失敗その1】ライカか、ライカ以外か、を軸にしてしまう

ライカ好きはライカを最も優れたものとしてしまう、ライカ至上主義な人が一部います。(私もその気がないとは言い切れない…)「カメラが」という主語を「ライカが」と言い出したら末期です笑。私もよく言います。カメラ=ライカ=写真という構図が出来上がっているということです。

世の事実として、写真界には様々なメーカーがあり、ライカはその内でも一部、かつマイナーな方です。そして写真という表現も無限にあるなかで、常にライカを中心にして考えると周りの人に冷ややかな目で見られることもあります。自分はあくまでライカが好きでライカ的には、、、くらいのスタンスにとどめておくのが良さそうです。

【失敗その2】レンズやカメラを眺めながら食事をする

レンズをテーブルに置き、とっかえひっかえしては最もかっこいい角度を探してそれを眺めながら食事をする。はい、これも私です。重症です。お薬出しておきますね(?)

レンズやカメラを買うとやってしまいがち。ずっとやってたら身内にけっこう引かれた経験、あります。

【失敗その3】50mmをいくつも所持してしまう

まぁこれはライカの「たしなみ」みたいなものですね。常日頃から50mmをああでもない、こうでもないと付け替えてエルマーもズミクロンもズマールもええなぁ、どれも良さがあって手放せへんなぁむふふ、とやるのがライカ道入門です。

使い分け?あるに決まってるでしょ、とキレないように。

【失敗その4】レンズキャップをつけたまま撮影してしまう

ライカはレンズを通した像を見て写真を撮るわけではないので、キャップをしてても撮影時気づきません。レンジファインダーならではでしょうか。撮影し終えたらキャップをし、また撮影するときに外す、なんて面倒なことはしないほうがミスショットを減らせます。

【失敗その5】どのレンズで撮られたかばかり気になってしまう

【失敗その5】どのレンズで撮られたかばかり気になってしまう

「どのレンズで撮ったのよ?」「F値、シャッタースピードも書いとけよ。」ごもっとも。でも実はそこはあんまり重要ではないんだなぁ、と口を酸っぱくして言いたい。しかし気になるのが人間の性。美術館で絵画を見る前にキャプションを見てしまうタイプの人に多そうです。情報を追う前に感じるのが大切。

【失敗その6】20万くらいまでは安いレンズだと思ってしまう

Leica
中古でライカレンズを探す

こちらは残念ながらお薬では治せません。大々的な手術が必要です。そのあと隔離も。

「でもライカは資産になるじゃないか?」はい。でも持ち続けると劣化はするし、レンズに投資するなら他にもっと良い投資商品はあります。

「私たちはロマンを買っているんだよ。」良いと思います。

「実際現行レンズと比べると安いよ。」はい。現行レンズより安いのか。現行レンズが高すぎるのか。もはや私にはわかりません。

「金額云々ではなく最高のものを欲しいだけだ。」これには完全同意です。

【失敗その7】沈胴を沈めたまま撮ってしまう

これは危険です。デジタルの場合沈胴したままマウントするのは良くないです。グリスたっぷりのほこりがセンサーに落ちる可能性あり。沈胴は持ち運びするときのみにしましょう。

【失敗その8】メモリーカードを入れわすれる

そもそもデジカメなのにメモリーカードという物質に頼っているのはおかしい!でもそういうものなんです。wifiやUSB接続で淘汰される世界を望んでいます。

【失敗その9】デジタルとフィルムを行き来する

Leica M
中古でライカボディを探す

デジタルライカから始めた人はフィルムってどうなんだ?って気になり始め、フィルムオンリーの人もデジタルを完全には無視できない。ここぞと移行して機材入れ替えたものの、それぞれの良さがまた気になり始め、行ったり来たり。うーん、正解はありません。あえていうならどっちも持つのが良いでしょうね。結論2つ買おう。

【失敗その10】写真の良し悪しを描写の良し悪しと勘違いする

ピントのキレ、アウトフォーカスの滑らかさ、周辺の解像度、どれも良いぞ。この写真は良い写真だー!なんて言ってたら影で笑われます。じゃあ良い写真ってなんなのさ。それは各々で考えましょう。

確かなのは、描写の良し悪しと写真の良し悪しはまったく別ってこと。描写が良かったら、それは撮影者が良いのではなく、カメラとレンズが良いのです。ただそれだけ。なんかすごい写真だと感じたら、なんかすごい描写だけかも?と思えると気が楽になります。気が楽になるだけかもしれませんが。

まとめ

ちょっと自戒を込めて自嘲気味になりましたが、、、失敗というかなんというか、陥ってしまう罠でしょうか。

ライカには魔物が住んでいると誰かが言っていたような、言ってなかったような。

そんな世界をふらふら漂っていると気がつけばぬるま湯の気持ちの良いライカワールドから抜け出せなくなっているのは私だけでしょうか。

自覚しているならヨシッ!真面目に写真に取り組むのは来年から、、とまだ明けたばかりなのに物想うなら、リハビリも兼ねて大きな視野を持ちましょう。

まぁそれでも「ライカが好き」って人が多いのがライカの面白いところです。

X(@soyumn)やってます。
ライカで撮った写真やライカ関連ツイートを日々更新中。

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