Summicron 90mm f2.0 1st (第1世代)レビュー

Summicron 90mm f2.0 1stPHOTO BY Jas Man

Summicron 90mm f2.0 1st (第1世代)
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ライカ(Leica)の望遠レンズであるSummicron(ズミクロン) 90mm f2.0 1st (第1世代)について解説します。

Summicron 90mm f2.0 1st (第1世代)の中古に関する情報はページ下記へ。

Summicron 90mm f2.0 1st (第1世代)の仕様

Summicron 90mm f2.0 1st (第1世代)

Summicron 90mm f2.0 1st (第1世代)

Summicron 90mm f2.0 1st (第1世代)のレンズ構成図

Summicron 90mm f2.0 1st (第1世代)のレンズ構成図

レンズ種類
単焦点レンズ
レンズ構成
5群6枚
マウント
ライカL、ライカM
焦点距離
90mm
F値
2
画角
27°
絞り羽根数
15枚
重量
660g
最短撮影距離
1m
フィルター
E48
フード
HMOOD
製作年
1957-1962
カラー
ブラック / シルバー
市場価格
約100,000-400,000円

Summicron 90mm f2.0 1stPHOTO BY Jas Man

Summicron 90mm f2.0 1stPHOTO BY Far East Shutter

Summicron 90mm f2.0 1stPHOTO BY Jas Man






Summicron 90mm f2.0 1st (第1世代)の特徴

ライカの中望遠ズミクロン90mmの初代。ランタン系新種ガラスを使ったガウスタイプのレンズで、開放から実用的、ピント面のシャープネスとボケ味のバランスが良い。シャープネスやコントラストも程よく、現代的なレンズと比べ豊かで味わいのある描写となる。

ローレットやメッキが美しくルックスが良いが、ずっしりと重厚でやや扱いにくい。

90mmでf2の大口径ならではの描写でポートレート撮影が楽しめるが、フィルムやライブビューのないカメラではピントが合わせづらくやや不人気であったが、再度見直されているレンズ。Lマウントはかなり数が少なく貴重。レンズヘッドを外せばビゾフレックスにも使える。

描写性能
悪い  良い
使い勝手
悪い  良い
デザイン
悪い  良い
価格帯
安い  高い

Summicron 90mm f2.0 1st (第1世代)のメリット・デメリット

Summicron 90mm f2.0 1st (第1世代)の特徴をふまえたおすすめポイントと懸念点(メリット・デメリット)。

Summicron 90mm f2.0 1st (第1世代)のメリット

  • 被写界深度の浅いポートレートに適した画作りが可能。
  • シャープ過ぎない味わいのある描写。

Summicron 90mm f2.0 1st (第1世代)のデメリット

  • とにかく重く大きいので使用する場面を選ぶ。
  • 携帯性に難がある。



Summicron 90mm f2.0 1stPHOTO BY Jas Man

Summicron 90mm f2.0 1st (第1世代)に関するメモ

  • 前期のモデルは「ミッドランド」の表記があり、特徴的な外付けフードの付く珍しいモデルとなっている。


Summicron 90mm f2.0 1st (第1世代)の作例

Summicron 90mm f2.0 1stPHOTO BY Jas Man

Summicron 90mm f2.0 1st (第1世代)の作例は下記から見ることができます。

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