LEICA SL2レビュー
関連するライカのカメラ
LEICA SL2の仕様(スペック)
- マウント
- SLマウント
- 撮影形式
- デジタル
- タイプ
- ライカSL
- レンジファインダー
- 0.78倍
- シャッター最高速
- 1/8000
- シャッター最低速
- 30m
- ISO
- 100〜50000
- 撮像素子
- 35mmフルサイズ 4730万画素 CMOSセンサー
- 露出モード
- プログラムAE、絞り優先AE、シャッター優先AE、マニュアル露出
- 液晶モニター
- タッチパネル液晶モニター(約210万ドット)
- サイズ
- 146×107×83mm
- 重量
- 840g / 920g(バッテリー込み)
- 製作年
- 2019-
- カラー
- ブラック、シルバー
- 市場価格
- 約600,000-850,000円
《並品》Really Right Stuff Lプレートセット Leica SL2/SL2-S用 BSL2-L
¥12800
《並品》Leica SL2
¥495800
Leica SL2-S Reporter ライカ SL2-S レポーター 購入後未使用・未開封品
¥935000
《並品》Leica SL2
¥501800
《新品アクセサリー》 Leica (ライカ) SL2 用 リモート レリーズ ケーブル RC-SCL6
¥15675
《良品》Leica SL2
¥808000
LEICA SL2の特徴
ライカのフルサイズミラーレス機として高い完成度をほこり、デジタルカメラの新たな指標を示したライカSLの後継機、ライカSL2。
画素数が大きくアップし、ローパスレスの4,730万画素CMOSセンサーを採用。SLにはなかったボディ内5軸の手ぶれ補正を備える。
ライカSLの最大のメリットであるEVFは576万ドットになり、更に見やすく使いやすくなった。
機能的な細かな部分でパワーアップし、より使いやすく、より高性能になったのがライカSL2。
国産機にはない高いデザイン性と高品質な質感はまさにライカ独特のもの。考え抜かれた細部のデザインはライカならではのスタンスを貫いている。
ミニマリズムと機能性を高度に組み合わせたライカの真髄が感じられるカメラになっている。
LEICA SL2の使い勝手
使い勝手は前機種のライカSLを踏襲しており、基本的なメリットはライカSLと同等だと考えて良い。特に、シンプルでUIが素晴らしいのがこのライカSL2の最大の魅力であると思われる。
一般的に高性能なフラッグシップモデルは多機能を実現するために複雑なボタン配置となり、UIや使い方もどんどん複雑さを増していくがそこはライカ。重要なところはきっちりアクセスさせつつも、煩雑にならないよう潔いデザイン性を実現させている。
また細かな点はSLから改良されており、グリップは指をいれるくぼみがついたことでより持ちやすくなった。SLレンズ込みだと総量が増しがちなSLシリーズだが、より安定感を持って撮影ができるようになっている。
オートフォーカスに関してはパナソニックのルミックスS1Rと同質。動体へのAFは強くなったものの、低コントラストや低照度の状況では鈍くなる。
ボディ内手ぶれ補正がついたことで、M型レンズを使用した新しい使い方が可能。M型ライカでは行えなかった暗所での撮影や、よりクイックなストリートフォトなどにも活用できる。
LEICA SL2のメリット、デメリット
- 最高レベルの電子ビューファインダー。
- とにかく質感の良いボディ。
- 深いダイナミックレンジ。
- ボディ内5軸手ブレ補正。
- 超高性能なSLレンズが使える。
- カスタマイズできるUI。
- デュアルカードスロット。
- ライカQ2と共通バッテリー。
- 大きくそれなりに重い。
- チルトなしの背面スクリーン。
LEICA SL2に関するアイテム
LEICA SL2で撮影された作例
PHOTO BY Sanshiro KUBOTA
PHOTO BY Sanshiro KUBOTA
PHOTO BY Henry Söderlund
LEICA SL2を選ぶのに向いている人
M型ライカはなんだかんだで癖がある。真の意味で使いこなすにはそれなりの鍛錬が必要だし、長く使い続けることで得られる世界に到達するにはそこそこ苦労する特殊なカメラだと思う(だがそこの過程で得られるものが多いがためにM型を選ぶ人が耐えないのも事実なのだが)。
ライカSLはとにかく何でも撮れるカメラだった。あらゆるレンズの垣根を超えて、撮り切ることに最大限振り切った、カメラらしいカメラといっても良い。
そしてライカSL2はよりパワーアップしながらも、M型が抱える問題を軽々と超え、単純にライカレンズを使いたいというニーズにも確実に応えてくるカメラだと感じる。
これはライカ全般にいえることではあるが、価格の問題を脇に置けば同じようなスペックとニーズを満たすカメラの中では、デザイン性も含めて最有力な候補になるのは言うまでもないと思う。完成度は高く、ライカSL2ほとんどの場合において確実に機能するカメラとなるだろう。
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ライカM型カメラ
X(@soyumn)やってます。
ライカで撮った写真やライカ関連ツイートを日々更新中。
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