Summicron 50mm f2.0 1st (第1世代)レビュー

Summicron 50mm f2.0 1st

Summicron 50mm f2.0 1st (第1世代)
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ライカ(Leica)の標準レンズである、Summicron(ズミクロン) 50mm f2.0 1st (第1世代)について解説します。

Summicron 50mm f2.0 1st (第1世代)の中古に関する情報はページ下記へ。

Summicron 50mm f2.0 1st (第1世代)の仕様

Summicron 50mm f2.0 1st (第1世代)

Summicron 50mm f2.0 1st (第1世代)

Summicron 50mm f2.0 1st (第1世代)のレンズ構成図

Summicron 50mm f2.0 1st (第1世代)のレンズ構成図

レンズ種類
単焦点レンズ
レンズ構成
6群7枚
マウント
ライカL、ライカM
焦点距離
50mm
F値
2.0
画角
45°
絞り羽根数
10枚/16枚
重量
230g
最短撮影距離
0.7m
フィルター
E39
フード
12571 (IROOA), 12538, ITDOO, SOOFM, 12585
製作年
1951-1969
カラー
ブラック(固定鏡胴のみ) / シルバー
市場価格
約80,000-200,000円

Summicron 50mm f2.0 1stPHOTO BY HM

Summicron 50mm f2.0 1stPHOTO BY haru__q

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Summicron 50mm f2.0 1st (第1世代)の特徴

ライカの歴史の中でエルマーと並び、最も代表的かつ標準のレンズとして認知されている一本。コンパクトながらもずっしりと手にくる存在感でデザイン性も高い。

レンズの構成上接合レンズを剥がし隙間を持たせて作られているため「空気レンズ」とも言われる。登場した当時はあらゆる50mmレンズの中で最も解像度が高いと評価され、世界中のレンズメーカーの性能基準を引き上げる結果となった。

色再現性はややあっさりめながらも絶妙な解像感で今でも非常に人気のあるレンズ。現代のレンズのように非の打ち所のないレンズではないが、開放でも四隅まで均等に光量がゆきわたり、程よい収差が人間らしさを感じさせ、味となって演出してくれることが多い。

デジタルではやや少し線が太く感じられるがフィルムではシャープな描写を見せる。

類稀な描写のバランスが様々な描写神話を生み出し、話題に事欠かないレンズ。ライカを使うなら一度は試してもらいたい永遠の定番レンズのひとつだろう。

描写性能
悪い  良い
使い勝手
悪い  良い
デザイン
悪い  良い
価格帯
安い  高い

Summicron 50mm f2.0 1st (第1世代)のメリット・デメリット

Summicron 50mm f2.0 1st (第1世代)の特徴をふまえたおすすめポイントと懸念点(メリット・デメリット)。

Summicron 50mm f2.0 1st (第1世代)のメリット

  • 硬すぎず柔らか過ぎず、ライカの描写の良さを堪能できる。
  • 沈胴タイプのため、使わない場合はすっきり収納できる。
  • 状態の良いものでもライカレンズの中では求めやすい価格。
  • SOMKYと組み合わせることで近接撮影が出来る。

Summicron 50mm f2.0 1st (第1世代)のデメリット

  • あえていうなら色乗りの悪さ、開放の甘さ、ボケに特徴がある。



Summicron 50mm f2.0 1stPHOTO BY HM



Summicron 50mm f2.0 1st (第1世代)の作例

Summicron 50mm f2.0 1stPHOTO BY haru__q

Summicron 50mm f2.0 1st (第1世代)の作例は下記から見ることができます。

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