LEICA M8.2レビュー
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LEICA M8.2の仕様(スペック)
- マウント
- Mマウント
- 撮影形式
- デジタル
- タイプ
- M型ライカ
- レンジファインダー
- 0.68倍
- シャッター最高速
- 1/4000
- シャッター最低速
- 32s
- ISO
- 160〜2500
- 撮像素子
- APS-H 1030万画素 CCDセンサー
- 露出モード
- 自動モード、マニュアル
- 液晶モニター
- 2.5型 LCDモニター
- サイズ
- 139×80×39mm
- 重量
- 545g
- 製作年
- 2008-
- カラー
- ブラック / シルバー
- 市場価格
- 約200,000-350,000円
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PHOTO BY Vkworkshop
LEICA M8.2の特徴
ライカ初のデジタルカメラ「ライカM8」のアップデートバージョン。
ブラッククローム仕上げからブラックペイント仕上げに、またライカロゴの赤バッジを黒バッジ(ブラックペイントモデルのみ)に変更された。
シャッターは静音化、振動の減少が図られ、M8よりも静かに撮影できるようになった。また長距離での正確なフレーミングのために、より大きくフレーミング領域を確保することで改善している。背面液晶はライカM8よりも傷のつきにくいサファイアクリスタルガラスを使用。非常に固く特殊なツールでしか傷が付かないようになっている。
ライカM8.2には「S」スナップショットモードが搭載され、撮影環境に応じてシャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランスを自動的に設定してくれるというもの。また1/8000秒のシャッタースピードはなくなり、1/4000秒までになっている。
また充電器は2時間程度で80%まで急速充電できるコンパクトなものに変更された。
ブラックペイントとシルバークロームがある。
PHOTO BY Vkworkshop
LEICA M8.2の使い勝手
ライカM8から細かな点が改良され、よりプロフェッショナル仕様になっている。またM8で不満のあった点なども解消されているので、純粋に使い勝手は向上したと言って良い。より頑丈に、より持ちやすく快適に使えるような工夫がある。ただし主な性能は大きくはライカM8と変わらないため、「8.2」の数字が示すとおりマイナーアップデートくらいに捉えるのが良い。
LEICA M8.2のメリット、デメリット
- ライカM8と比べ外装がヴァルカナイトに変更され、握りやすく頑丈なものになった。
- ライカM8と比べ背面液晶に傷がつきにくくなった。
- 非常に珍しい黒色のライカバッジが前面についている。
- APS-Cよりひとまわり大きいセンサーサイズではあるがフルサイズではない。
- レンズの画角が変わる(35mmは約46mm、50mmは67mm程度の画角になる)。
- 上記のため、広角レンズを標準レンズのように使用できる。
- 他の35mmフィルム機及びフルサイズ機と比べてブライトフレームの表示が異なる。
- ライブビュー撮影がない。
- 背面液晶の解像度が低く、大まかな確認程度にしか使えない。
- 実用できるレベルのISO値は最大で400。
- センサーの赤外カットフィルターが薄いため、レンズにUV/IRフィルターが必須。
- 上記のため、赤外写真を撮れる唯一のライカM型。
- 真鍮削り出しの美しいボディと滑らかな操作性。
LEICA M8.2に関するアイテム
LEICA M8.2で撮影された作例
PHOTO BY david fraser
PHOTO BY Banalities
PHOTO BY david fraser
PHOTO BY Banalities
PHOTO BY Banalities
LEICA M8.2を選ぶのに向いている人
ライカM8をすでに使用しているユーザーは買い換えるほどのアップデートではないが、もしM8とM8.2の両方の選択肢があるのであればM8.2のほうが快適に使用できるのでおすすめ。レザーの外装やシャッター音など細かな点をこれまでのM型ライカと比較して購入を控えていたフィルムユーザーには特別なライカとなる可能性が高い。また黒バッジのライカロゴプレートは非常にレアなので見た目のデザインの希少性も高い。
ライカM9、M(Typ240)、M10と後継機は次々と発表されるが、それでもなおM8=単に性能の劣った古いデジタルライカという位置づけではなく、濃密な画を出す貴重なCCDセンサーのモデルで、手持ちのレンズを異なった画角で使用できる稀有なカメラとなっている。
LEICA M8.2の特別モデル
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2008年新宿伊勢丹限定で赤いレザーの外装の特別モデルがある。軍艦部には筆記体のエングレーブあり。国内限定5台。
・オリーブペイントのライカ。LEICA M8.2 Safari
LEICA M8.2の中古を探す
ネットで中古を探すなら、詳しく状態が記載してある下記がおすすめです。様々な状態の中古商品ラインナップが豊富で、送料無料で購入できます。
ライカM型カメラ
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ライカで撮った写真やライカ関連ツイートを日々更新中。
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