LEICA M (Typ262)レビュー
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LEICA M (Typ262)の仕様(スペック)
- マウント
- Mマウント
- 撮影形式
- デジタル
- タイプ
- M型ライカ
- レンジファインダー
- 0.68倍
- シャッター最高速
- 1/4000
- シャッター最低速
- 60s
- ISO
- 200〜6400
- 撮像素子
- 35mmフルサイズ 2400万画素 CMOSセンサー
- 露出モード
- 絞り優先AE、マニュアル
- 液晶モニター
- 3.0型TFTカラー液晶モニター(約92万ドット)
- サイズ
- 139×80×42mm
- 重量
- 600g
- 製作年
- 2015-
- カラー
- ブラック
- 市場価格
- 約400,000-500,000円
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LEICA M (Typ262)の特徴
ライカM (Typ240)から動画機能とライブビュー機能を除いたモデル。コードナンバーはTyp262。ライカMシステムのコンセプトを最もシンプルな形で体現したカメラで、静止画専用のボディとなっている。
ライカM (Typ240)ではライブビュー機能により超望遠や超広角レンズ、また距離計に連動しないレンズであっても画面で確認しながら撮影できたが、ライカ M (Typ262)ではプレビュー機能のみ。潔く従来のMシステムでの撮影に集中できる形となっている。なお、EVFも装着できない。
細かな仕様変更としてはトップカバーがアルミニウムになり、重量に難のあったライカM Typ240より100gほど軽くなった。また正面の赤バッジはやや小ぶりになり、コンパクトな見た目になっている。フレームセレクトレバーはライカM (Typ240)と同様についていない。
ブラックのみの展開となっている。
LEICA M (Typ262)の使い勝手
操作方法はライカM (Typ240)とほぼ変わらないが、軽くなった分だけ人によっては機動力が増したようにも感じられる。
ライカいわく、Mシステムのコンセプトを最もシンプルなかたちで体現したのがライカM(Typ262)とのことで、超広角やマクロ、超望遠などが気軽に撮れるようになったライカM (Typ240)は、本来ライカで撮影すべきものではないものも含めた総合的なモデルという位置付けだと思われる。
ただし実際問題ライブビューがあると便利な状況というのは多々あるため、ライカM モノクロームと同様に割り切りが必要なモデル。
LEICA M (Typ262)のメリット、デメリット
- ライカM (Typ240)に比べて価格が1割ほど安い。
- ライカM (Typ240)に比べて100gほど軽い。
- トップカバーがアルミになったことで少しライトな印象がある。
- 前面の「M」マークがないためすっきりした印象がある。
- M9系と同じくトッププレートのファインダー側に段差のあるデザイン。
- 自然な色味が得られやすい。
- ライブビューが使えないので接写や望遠での撮影は難しい。
- 背面液晶が見やすい。
- コンパクトで携帯性にすぐれる。
- 一眼レフと比べて使用する設定も僅か。ただ撮ることに集中できる。
LEICA M (Typ262)に関するアイテム
LEICA M (Typ262)で撮影された作例
PHOTO BY Tiefengeist
PHOTO BY 66 Rue Saint-Honoré
PHOTO BY Tiefengeist
PHOTO BY Tiefengeist
PHOTO BY Tiefengeist
LEICA M (Typ262)を選ぶのに向いている人
撮れる写真の絵作りの傾向としてはライカM (Typ240)とまったく同じで、これはCCDセンサーのライカM9系とも、またCMOSのライカM10とも傾向が異なる。よってライカM10の比較的オーソドックスな絵作りよりも、ライカらしい(このライカらしさというのも人によって異なるのだが)特徴的なライカM (Typ240)系の絵作りが好みであれば、このライカ M (Typ262)は非常におすすめ。
またライカM9系とほぼ同じ重量になったことで、単純にM9のCCDとは異なったCMOSセンサーの描写を楽しみたいという人には違和感なく乗り換えられるだろう(双方ともにライブビューはないので、純粋なアップグレート機という見方もできる)。
M型ライカユーザーにとって動画撮影機能は余計だという認識が強かったため、より潔く写真撮影に集中でき、更に軽くなったこのライカ M (Typ262)は、シンプルにかつ本質的にTyp240系を味わえる貴重なモデルとなっている。
LEICA M (Typ262)の特別モデル
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ライカM型カメラ
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