ライカのレンズ名の由来

ライカのレンズにはF値によって名前が付けられていますが、それぞれの名前に由来があります。

Noctilux(ノクティルックス)とは

「Noct」とは「夜」を意味します。「lux」は照度の単位である「ルクス」から来ており、「光」を意味します。合わせると「Noctilux(ノクティルックス)」は「夜の光」を意味するレンズということになります。

Summilux(ズミルックス)とは

「Summ」はラテン語の「Summa(ズンマ)」「最高の」という意味に由来しています。よってSummilux(ズミルックス)は「最高の光」、もしくは「最高の明るさ」を意味することになります。初めてSummiluxが発表されたとき、実際に最も明るいレンズであったようです。

Summicron(ズミクロン)とは

「最高」を意味する「Summ」。「cron」はラテン語の「Micron(ミクロン)」「小さい」や、1mmの1/10,000であるミクロン単位まで写すという意味合いを込めてSummicron(ズミクロン)としたという説があります。

Elmar(エルマー)とは

もともとElmax(エルマックス)というレンズがありました。このElmaxはライツのErnst Leitz(エルンスト・ライツ)とレンズ設計士のMax Berek(マックス・ベレク)の頭文字をとったものです。Elmar(エルマー)はこれの派生ということになります。

Elmarit(エルマリート)とは

Elmar(エルマー)と同様Elmax(エルマックス)から来ていると思われます。

Hector(ヘクトール)とは

レンズ設計士のMax Berek(マックス・ベレク)の愛犬の名前で、その由来はギリシャ神話のトロイ戦争の勇者の名だそうです。

Thambar(タンバール)とは

ギリシャ語の「Thambos(タンボス)」「驚き」から由来しているそうです。驚くような幻想的な描写をするThambar(タンバール)にぴったりですね。

Super Angulon(スーパー・アンギュロン)とは

Angulonはラテン語の「Angulus」「角」から来ており、スーパーな「角」、つまり特別な画角という意味になっています。

Telyt(テリート)とは

「Tele」とは望遠レンズで良く使われる遠距離を意味する接頭語です。「elyt」はElite、つまり選ばれたものに由来し、「Tele+Elite」で高性能な望遠レンズという意味になっています。

Elcan(エルカン)とは

エルンスト・ライツ・カナダ(Ernst Leitz Canada)の頭文字をとってElcan(エルカン)としたようです。

Hologon(ホロゴン)とは

ギリシャ語の「ホロスー全て」と「ゴニアー角度」を合わせてHologon(ホロゴン)としたという説があります。超広角レンズなので、すべてを写すレンズという意味と思われます。

その他レンズ名に付く言葉

APO(アポクロマート)とは

色収差を補正したレンズのこと。APO(アポ)とはアポクロマティック(Apochromatic)の意味です。

ASPH(アスフェリカル)とは

非球面レンズのこと。歪曲収差の補正や、レンズを小型化して軽量化するために非球面(アスフェリカル/Aspherical)の形状をほどこしたレンズを意味します。

LEICA STUDYライカを学ぶ

LEICA PHOTOライカで撮った写真



LEICA FEATUREライカ特集