LEICA SLレビュー
関連するライカのカメラ
LEICA SLの仕様(スペック)
- マウント
- SLマウント
- 撮影形式
- デジタル
- タイプ
- ライカSL
- レンジファインダー
- 0.8倍
- シャッター最高速
- 1/8000
- シャッター最低速
- 60s
- ISO
- 50〜50000
- 撮像素子
- 35mmフルサイズ 2400万画素 CMOSセンサー
- 露出モード
- プログラムAE、絞り優先AE、シャッター優先AE、マニュアル露出
- 液晶モニター
- タッチパネル液晶モニター(約104万ドット)
- サイズ
- 147×104×39mm
- 重量
- 771g / 847g(バッテリー込み)
- 製作年
- 2015-
- カラー
- ブラック
- 市場価格
- 約250,000-400,000円
《良品》Leica SL2
¥409000
《難有品》Leica SL2-S
¥299800
《良品》Leica SL2
¥409000
《新品アクセサリー》 Leica (ライカ) SL2 用 リモート レリーズ ケーブル RC-SCL6
¥15675
《美品》Leica SL2
¥426800
《美品》Leica SL3
¥949800

LEICA SLの特徴
ライカ初の本格的なフルサイズミラーレスカメラ、ライカSL。
細部まで作り込まれた耐候性の高い金属のボディにその完成度がうかがえる。新しいL(SL)マウントを採用し、SL用のプロユースレンズからT/TLレンズ、マウントアダプターを介せばMレンズやRレンズ、サードパーティ製のあらゆるレンズが使用可能。高速オートフォーカスに11フレーム/秒のバースト、440万ドットの「Eye-Res」電子ビューファインダーで非常にクリアに撮影対象を収めるカメラ。また4K動画も撮影可能。
ダイヤルやジョイスティック、ボタンはカスタマイズ製が高く、各々の使い道に応じてカスタムできる。
ライカの資産であるレンズを活かして写真を確実に収めることを目的にしたプロやハイアマチュアにはこれ以上とないカメラとなっている。

LEICA SLの使い勝手
まず最初に抑えておきたいのはコンパクトな設計で軽量を目標にしたカメラではないということ。それなりにサイズはあり、それなりに重量はある。ただし、SL用のレンズを使わずに、MやRレンズであれば意外と収まりは良い。
このカメラの目的はあくまで確実に撮影対象を収め、目的の写真を得ることにある。よって440万ドットの「Eye-Res」電子ビューファインダーは没入感があり、まるで現実を見つめているかのような高い撮影体験がある。また、ボタンやダイヤルに固定の機能を持たせるのではなく、撮影者によっていかようにもカスタマイズできるようにしてあるというのもポイントが高い。
機能的な面でいえば、シャッターラグは限りなく少なく、パフォーマンスはすこぶる高い。ただしRAWのバーストに関してはややクセがある。
得られる画像はシャープで優れたダイナミックレンジが含まれる。よって後の現像耐性も高く、作品づくりや広告の現場ではかなり高い評価を得ている。
LEICA SLのメリット、デメリット
- 最高レベルの電子ビューファインダー。
- とにかく質感の良いボディ。
- 深いダイナミックレンジ。
- 超高性能なSLレンズが使える。
- カスタマイズできるUI。
- デュアルカードスロット。
- ライカQ2と共通バッテリー。
- 動体へのオートフォーカスは弱め。
- バッファクリアが遅い。
- 大きくそれなりに重い。
- wifi接続が不安定になる。
- マイク接続に難あり。
LEICA SLに関するアイテム
LEICA SLで撮影された作例
PHOTO BY Giuseppe Frattura
PHOTO BY Zengame
PHOTO BY Zengame
PHOTO BY Zengame
PHOTO BY Alfred Weidinger
LEICA SLを選ぶのに向いている人
どうしてもライカ=Mレンズに注目がいくが、まずはSLレンズの性能を確認するのがおすすめ。
コンパクトなMレンズでは得られない特別な描写がそこにある。これに魅了されたのならSLは言うまでもなく「買い」になる。
そしてライかといえばM型を想像する人が多いが、現在の基準で確実に写真を撮り切ることを考えるとSLは大きな選択肢になってくる。どうしてもM型だと撮れない被写体が存在したり、確実なフレーミングは不可能に近いからだ。その点ライカSLは撮れないものがなく、写真の完成形が撮る前に十分に確認できる。
またレンズを使うためのデジタルカメラという視点でもライカSLは優れている。
何よりM型はそのモデル毎の性能差や個性が強く、デジタルカメラとしての寿命が長いかというと悩ましいところもある。M型はカメラとしての特別な撮影体験を得られる一方、カメラに依存するところがあるが、ライカSLはレンズファーストな印象を受ける。ライカSLであれば、すべてのレンズを等しく「Eye-Res」電子ビューファインダーで撮影できる。写真を決めるのはレンズだとするなら、そのレンズの個性を最大限活かすのはライカSLだという見方もできる。
ボディの中古の価格もこなれているので、いろんなレンズを使ってみたい人、写真の撮れ高にこだわるプロやそういった撮影スタイルの人には最もおすすめできるカメラとなっているのではないだろうか。

LEICA SLの中古を探す
ネットで中古を探すなら、詳しく状態が記載してある下記がおすすめです。様々な状態の中古商品ラインナップが豊富で、送料無料で購入できます。
ライカM型カメラ
X(@soyumn)やってます。
ライカで撮った写真やライカ関連ツイートを日々更新中。
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