Super Angulon 21mm f3.4レビュー
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シュナイダー社製の超広角レンズである、Super Angulon(スーパーアンギュロン) 21mm f3.4について解説します。
Super Angulon 21mm f3.4の中古に関する情報はページ下記へ。
Super Angulon 21mm f3.4の仕様
Super Angulon 21mm f3.4のレンズ構成図
《良品》Leica スーパーアンギュロン R21mm F3.4
¥139800
ライカ LEICA SUPER-ANGULON 21mm F3.4 スーパーアンギュロン Mマウント レンジファインダーカメラ用レンズ 中古
¥169800
ライカ Leica SUPER-ANGULON-R スーパーアンギュロン 21mm F3.4 3-CAM
¥123999
- レンズ種類
- 単焦点レンズ
- レンズ構成
- 4群8枚
- マウント
- ライカL、ライカM
- 焦点距離
- 21mm
- F値
- 3.4
- 画角
- 92°
- 絞り羽根数
- 4枚
- 重量
- 300g
- 最短撮影距離
- 0.4m
- フィルター
- シリーズ7, E48
- フード
- 12501
- 製作年
- 1963-1980
- カラー
- ブラック / シルバー
- 市場価格
- 約150,000-200,000円
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Super Angulon 21mm f3.4の特徴
数あるライカレンズの中で一際有名かつ評価も高い21mmの超広角レンズ。シュナイダー・クロイツナッハ製。前の世代のスーパーアンギュロン21mm f4を改良して1段明るくし、コントラストやシャープネス、周辺の光量落ちの改善などを図った。17年間製造し個体数も多い。
鏡胴が一度くびれて広がる形が非常に美しく、12501フードをつけた姿はライカの中でも随一のカッコ良さ。ライカにスーパーアンギュロン21mmをつける、というのはひとつの理想形となり、ライカの様々な組み合わせの中でも一層一体感を感じられるものとして定着した。
絞り開放付近では周辺光量がどっしりと落ち、逆にこれが描写の個性となっている。中央のコントラストが非常に高く、広角レンズにありがちな歪みはまったくない。端正な描写と階調の再現性が高い名玉としてよくあげられるレンズ。
無限遠ストッパーのついたシルバークローム仕上げとストッパーなしのブラッククローム仕上げがある。
- 描写性能
- 悪い 良い
- 使い勝手
- 悪い 良い
- デザイン
- 悪い 良い
- 価格帯
- 安い 高い
Super Angulon 21mm f3.4のメリット・デメリット
Super Angulon 21mm f3.4の特徴をふまえたおすすめポイントと懸念点(メリット・デメリット)。
Super Angulon 21mm f3.4のメリット
- 隅々まで歪のない正確な描写。
- 程よいコントラスト。硬すぎない雰囲気。
Super Angulon 21mm f3.4のデメリット
- 後玉によって露出計が隠れるため一部のM型ではマニュアル撮影となる。
- 周辺光量落ちがかなりある。ただし人によってはメリットにも。
- デジタルライカでは色被りがあるので現像で調整が必要。
- 色味の再現がライカレンズとは少し異なる。
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Super Angulon 21mm f3.4に関するメモ
- 最短撮影距離は0.4mまで寄れる。
- 一般的に描写が良いのはF4の前期モデル、デザイン性が高いのはこの後期と言われる。
- デジタルライカでは周辺のマゼンダ被り、周辺減光、四隅の像の流れが顕著であるため使うためにはコツが必要。
- 周辺のマゼンダ被りはLightroomの段階フィルターで修正が可能。
- デジタルライカでの四隅の像の流れは補正ができないが、F11〜絞って撮影するとほぼ目立たなくなる。
- 絞り羽根が4枚と極端に少ないので独特のフレアやゴーストになる。
Super Angulon 21mm f3.4の作例
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Super Angulon 21mm f3.4の作例は下記から見ることができます。
ライカMレンズのマウントアダプター
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