LEICA PHOTO | 012
ライカでカラー写真を撮る 01
Sep 28, 2022 | etc
ライカでカラー写真を撮ると題して、モノクロではなくカラーの写真の意義や方向性を探ります。写真はモノクロ派、カラー派といろんな思想がありますが、モノクロであることは写真的だと思います。つまりモノクロの世界は現実には存在せず写真の世界の中にこそ存在するからこそ写真的なのです。ではカラーで写真を撮るということはどういうことなのか。少しずつでも考えるきっかけになればと思います。
撮影で使用したライカレンズ
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美しいフェイジョアの実。青々とした果実の魅力はカラーならではだと思います。
とある境内にて。地面のテクスチャーと色の変化が絵画のようでした。これもモノクロだとテクスチャーだけになり現実の面白さが半減してしまいます。
まるで印象派のような池の表面を写しました。周りはあまりきれいな池ではなかったのですが、、、美を見いだせるかどうかというのは自分次第。
風景を切り取る窓、そしてそれを切り取る自分のカメラ。
色がないようなものにも、きちんと色があります。
不思議な半纏が魅せる色の妙。
有名邸宅。ここは光がきれいでした。
花から色がなくなったら、やはりちょっと寂しいです。
日が暮れると消えていく色と、現れてくる色があります。
写真をやる人ならわかると思いますが、「緑」は難しい。
「青」も難しい。
これも水面を撮ったもの。木々を見つめながら水を見る。色も混ざり合う。
カラー写真とは何でしょうか。常にカラーを意識しながら撮っているわけではありませんが、必ずそこにある色は認識しています。そして色こそが主題となる場合もあります。色によって見えてくるもの、色によって湧き上がる感情。現実はカラーだからカラーで撮る。ありのままを写すとはそういうことだ、とは言い切れない私たちがいます。しばらくは色を意識して撮り続けるとまた何か考えが浮かぶかもしれません。
撮影で使用したライカカメラボディ
オススメ
撮影の後にはきちんと清掃をするとカメラは長持ちします。
ゴミやホコリを飛ばすブロアーは必須。
センサーのゴミが気になったら自分でクリーニングもできます。
更にしっかり清掃したい場合はプロ仕様のクリーニングキットがおすすめです。
保管は必ず防湿庫へ入れましょう。ライカの場合下記のサイズがおすすめです。
X(@soyumn)やってます。
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